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2008年10月14日開設
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 十二月二十六日(金)

 七時起床。今日は仕事納め。

 四時に仕事を終了。五時から新宿の割烹ふぐやで納会の予定。
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 十二月二十五日(木)

 六時起床。仕事も余すところ、後、二日。

 しかし、渡辺喜美氏の行動には頭が下がる。色々な悪口を言うものも多いが、これが先ず政治家の姿である。素直に評価したい。

 六時半より会議。十時帰宅。帰りの電車は運良く、新宿より座れたものの、酒酔いとゴホゴホとマスクなしで風邪咳をするもの多し。

 仕方がないが不快である。

 十二月二十四日(水)

 六時起床。冷え込みはそれほどきつくは無い。

 昨晩は「ヒーローズ」ファーストステージを観終わった。

 通勤電車の中で城山三郎「無所属の時間で生きる」を読了。味わい深い作品であった。

 無所属の時間とは人間を人間としてよみがえらせ、より大きく育て上げる時間、と言うことだそうだ。この時間を持つためには難しい作業が必要である。

 さもなくば病気等で一時、リタイアするかである。中年から初老にかけての人生のかなで生きる上での糧を与えてくれる作品である。

 また、印象深い話がそこかしこに出てくるのも楽しい。

 例えば町村文相当時に彼が学校週二日制を「よい話なので前倒しでやる」と発言したが、子供たちにとってはどうなのか。
 塾、ファミコン・ゲーム、携帯電話へいよいよ深入りさせ。「考える葦」どころか、「考える足」にし、非行への道を広げるばかりにならぬか…と言う話。

 また、ジョン・クラカワーの「荒野へ」をはや、紹介をしている。(「無所属の…」は「一冊の本」(1996.4~1999.3)に連載された。)ご存知のように今年9月に日本公開された「イントゥ・ザ・ワイルド」(ショーン・ペン監督)の原作本である。慧眼である。

 城山作品は中年の常識をより深いものにしてくれる教科書である。

 さて、今晩は、今年2月に岩波文庫で改版発売された横光利一の「上海」を買って帰ることにしよう。

 そして今晩のスコッチはブッシュミルズの10年で決まりである。

 十二月二十三日(火)天皇誕生日

 六時起床、快晴であるが冷え込んでいる。

 八時半に息子の付き添いで、三田の慶應義塾大学へ。慶応義塾の校舎に入るのは初めてだが、やはり伝統と風格を感じさせる。

 また、田町駅前の「慶応通り」の飲み屋街は東京タワーを臨み、何故か温かく、風情がある。一度、飲みに来たいものだ。それにしても、年末の東京、休日の冬の東京は良い処である。

 10時に百合子と駅前で待ち合わせ、クリスマスケーキを買う。その後、私はBook Offへ。文庫本の250円均一セール。

 「虚無への供物(中井英夫)」「暗黒流砂(森村誠一)」「マイナスゼロ(広瀬正)」「街道をゆく 40 台湾紀行(司馬遼太郎)」と以上4冊。中々の収穫である。

 帰りに百合子のクリスマスプレゼントのフリースを購入した.。

 今年のクリスマスプレゼントは百合子はフリース、娘はH・Pのパソコン、双子の息子はカシオの電波時計にシチズンの電波時計。

 残念ながら弟のシチズンは未だ届かず。しかし、双子の弟の方は全くそう云う事を気にしない男である。兄と違いノホホンとしている。

 昨晩はボウモア12年をチビチビ飲りながら「日本人への遺言」(城山三郎・高山文彦)を読了した。対談本であるので可もなく、不可もない。「可もなし」は言いすぎか。ボウモア12年の唸るような美味さに負けているのは事実。

 今夜はサウナの後、ラフロイグのクウォーターカスクをチビチビ飲りながら、城山三郎の「無所属の時間で生きる」を読むつもり。

 十二月二十二日(月)

 六時半起床。気温18度。昨夜の強風で枯れ落ち葉があちこちに積みあがっている。 

 昨夜は2時半までDVDで「ヒーローズ」を観ていた。石田衣良「夜の桃」読了。可もなし不可もなし。

 十二月二十一日(日)

  七時起床。快晴、熟睡しすぎて朝寝坊。

 八時半、双子を塾へ送る。ジムでサウナ、図書館、TUTAYAで「ヒーローズ」のDVDを借りる。今日まで半額である。

 昨日は堂場瞬一「天空の祝宴」を読了。彼の描く主人公は全て性格が良くないのが特徴である。自分本位である。たぶん作者も自分本位なのであろう。

 また、昨日はAmazonから柄谷行人の「
世界共和国へ―資本=ネーション=国家を超えて (岩波新書)」「日本精神分析 (講談社学術文庫)」が届いた。

 正月休みの課題図書である。楽しみである。

 十二月十九日(金)

 とにかく、忙しいの一言である。

 十二月十七日(水)

 七時起床。雨…。

 「賃金か雇用か!?」勿論両方である。経営と資本はこの間溜めに溜め込んだストックを吐き出すべきである。

 さもなくば、総退陣するべきである。例えばアメリカの某自動車会社のCEOの年収が250億円とすれば、コヤツは独りで5,000人の労働者の生活給を食い散らかしているのである。

 日本におけるトヨタ、ソニー、キャノン、パナソニックなどのゴミ屑経営者共も似たり寄ったりである。

 世が世であればテロルが横行し、こいつらは夜もオチオチ寝られない筈である。

 しかし、昔の政治家は品格と気概が在ったものである。哲学と人間の生活感を持っていた。

 佐藤栄作しかり、田中角栄しかり、大平正義しかり、福田赳夫しかり小渕さんしかりであった。

 日経連、経団連は腐りきっている。もはやこの世の中から自主的に退場していただくしかない。

 十二月十六日(火)

 七時起床。快晴。

 昨日、那覇より帰ってきた。那覇は事の他、不況の波が深く深く深更していた。

 数多くの商店がシャッターを閉じ、中古マンションも値を下げている。

 観光立県としてのもう一段の経済対策が必要である。一つは那覇空港の発着利用料金の問題である。

 これが下がらねば航空運賃は下がらない。根本的問題である。

 アジア諸国、特に台湾、韓国との航空運賃の格差を是正しないかぎり観光客は増えない。

 十二月十一日(木)

 午後には那覇へ。那覇は24度と言うこと。温かくてよかった。
 十二月十日(水)

 七時起床。昨晩の雨はきつかった。コートを着ていたがびしょ濡れだった。職場の後輩の交通事故見舞いに横浜新緑総合病院へ夕方行ったのだが、その頃から猛烈に雨足が強くなった。

 さて、今朝は嘘のように晴れている。やはり晴れが良い。明日からは那覇であるが晴れてくれればよいが…
 十二月九日(火)

 六時起床。晴れ、熟睡できず。
 十二月八日(月)

 六時起床。平日より5~6度高く、12度である。暖かいと気分が良い。

 帰りに新宿のdisk unionで「嵐(山下洋輔トリオ・大駱駝艦・ジェラルド大下)」と「ライフタイム・トニーウイリアムス」を購入。

 駅前の本屋で雑誌3冊、水野和夫さんの新刊新書「金融大崩壊」を買う。

 明日は午前11時半より水野和夫さんと学習会。予習をしなくてはならない。しかし、水野さんは明快で、ナイフのように切れる。聡明さと緻密な論理が凄い。それに温和で柔軟で優しい方である。

 いつも学習会が楽しみである。
 十二月七日(日)

  七時起床。

 双子を塾に送り、ジムのサウナと図書館へ。

 夕方より行きつけのスポーツ居酒屋の忘年会でL・C・Hachiojiホテルへ。80人ほど参加。乾杯の音頭をとる。

 ○陽讃歌という店で、今回また素敵なマフラーを作ったものだ。2600円は安い。私はサッカー部所属である。

 夜、「東京島(桐野夏生)」読了。つまらない本である。桐野夏生もだめだなあ。



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 十二月六日(土)

 六時半起床。雇用情勢益々悪化。今日は寒い。雇用は臨時・派遣を中心に益々悪化の一途を辿る。

 朝一、家内を穎○館中学・高等学校に送り、その足で息子と○治大学八○子中学・高等学校へ願書を貰いに行く。滑り止めだそうだ。

 息子はあまりのキャンパスの広さに驚いた様子。駅からはバイパスのトンネルが出来たお陰でスクールバスで20~30分で行ける。

 午後、息子たちは塾へ。私はジムのサウナと「ヒーローズ」のDVDを観る。


 夜、立川談四楼 「新・大人の粋」読了。イヤハヤ粋である。
 十二月五日(金)

 新潟は暖かかったが、今日は東京も温かい。風が強く、銀杏の葉っぱが舞い落ちている。

 うず高く積みあがった銀杏の葉は冬の訪れの証か。

 久々、遅い昼食で博多ラーメンを食べた。しかし、今週も疲れたな。早く帰宅する。

 「シャレのち曇り」立川談四楼 (ランダムハウス講談社文庫)新幹線のなかで読了。面白かったね。

 十二月四日(木)

 七時起床。さしたるニュースもなし。二日酔いの中、新潟出張へ。

 十二月三日(水)

 六時半起床。快晴、昨晩の夜空の雲の状態で予感はあった。

 なんとか温かくなりそうだ。景気は冷え込みが益々厳しい。資金調達で中小企業は年を越せてもその先は真っ暗である。
 十二月二日(火)

 六時半起床。曇り空、冬空。

 一日、会社で明日のレクチャーの資料作成。課題は「緊急融資と借換制度の変遷と課題」。

 7時、錦糸町の東武ホテルにてクライアント会社の忘年会。200名が集う。錦糸町の駅前はクリスマスのイルミネーション飾りが美しい。

 10時過ぎに八王子駅着。空は斑雲、そして霞雲、冬空の薄雲は美しい。さぞかしオリオン座がきれいだろう。
 十二月一日(月)

 六時半起床。今年も余すところ、一ヶ月。早々に天気が良い。

 上田正樹じゃないけれど「ボチボチいこか」である。ゆっくり健康に気をつけながら休みながらである。

 八王子はやはり寒い。帰りに駅前の金券ショップに寄る。JALの株主優待券の買取が「2,000円だ」という。もう一件、大黒家に寄ってみると、3,300円とのこと。迷わず2枚を売却。

 そのおカネで早速、武田百合子の「富士日記、上・中・下」(中公文庫)併せて三冊を新刊本で購入する。2,940円也。

 これでまた年末年始の楽しみが増えた。日記本読書三昧と行きたい。

 全く子供染みては、いる。お正月には凧揚げて…ではないが、読書三昧、DVD三昧と引き篭もりで行きたい。ただ、箱根駅伝、江ノ島、正月の横浜中華街、鴻昌の紅いの焼豚(チャーシュウ)は欠かせない。


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